「老後資金は2,000万円必要」といった話をよく聞きます。

でも、その数字を見るたびに思うのです。それは、誰の老後の話?

必要なお金は、どんな暮らしをしたいかで変わります。だから私は、老後資金の計画を「いくら要るか」ではなく「どう暮らしたいか」から始めることにしました。

この記事では、40代の私が書き出した「定年後の理想」を5つ、そのまま載せます。数字は出てきません。まず、夢の話から。

① 仕事:60歳で会社員を卒業したい

できれば、60歳で今の仕事を辞めたい。退職金を満額もらって、早く「会社員」という立場を卒業したい、というのが正直な気持ちです。

そして、そのあとは何か自分の好きなことで、いくらかでも収入を得られたらいいな、と夢見ています。

年金にプラスして、どれくらいあればゆったり暮らせるのか。ここは、あとでちゃんと試算しなければいけないところです。

そのために今からできることを、少しずつ試したり勉強したりしていこうと思っています。このブログも、その「試し」のひとつです。

② 旅:夫婦で、車で、日本中を回りたい

これが、いちばん大きな夢です。

健康寿命はだいたい75歳くらいと言われています。60歳から数えると、思いきり動ける時間は15年ほど。

その15年で、いろんな場所へ行って、ご当地グルメを食べて、道の駅やサービスエリアも楽しみたい。御朱印集めもしてみたい。

キャンピングカーも夫婦で調べましたが、私たちは「ふつうの車で、ホテルに泊まりながら身軽に回る」旅を選びました。その経緯は別の記事に書いています。

高速道路もサービスエリアも大好きなので、下道にはこだわらない。そのぶん、宿に泊まれるくらいのお金は、ちゃんと貯めていかなければ、と思っています。

③ 推し活:定年後も、誰かを応援していたい

定年後も誰かを応援して、ワクワクしながらライブに行きたい。

今応援しているBE:FIRSTのライブには、本当に幅広い年齢層の方が来ています。その姿を見て、「私もこんなふうに年を重ねたい」と、未来に希望が持てるようになりました。

いくつになっても、頑張るアーティストを応援して、元気をもらっていきたいです。

④ 健康:旅と推し活を楽しめる体でいる

①〜③を楽しむには、体が元気でなければ話になりません。

得意ではない運動も、コツコツと。食事ももっとちゃんと勉強して、体にいいものをとる。「美味しいものを食べるための摂生」も、していかなければと思っています。

⑤ 毎日の暮らし:「丁寧な暮らし風」でいい

今は、仕事・育児・家事で毎日が慌ただしく過ぎていきます。

定年後は、花や野菜を育てたり、新しい料理に挑戦したり(せいろに憧れています)、ゆっくり本を読んだり、ゆーっくり寝てみたり。

本物の「丁寧な暮らし」はきっと難しいけれど、「丁寧な暮らし」くらいなら、できる気がしています。

理想を書き出してみて、わかったこと

5つ並べてみると、はっきりしました。

この理想を叶えるには、やっぱりお金が必要です。

旅にはガソリン代と宿代がかかる。ライブには遠征費がかかる。会社員を60歳で卒業するなら、年金までの数年をどう埋めるかも考えなければいけない。

でも、「何のためのお金か」がはっきりしていると、貯めるのも、使うのも、迷いが減ります。

60歳までの、そんなに長くない時間。できることをしっかりやっていこうと思います。

次にやること:年金・退職金・生活費を「把握」する

理想が決まったら、次は現実の把握です。

年金はいくらもらえるのか。退職金はいくらか。今の生活費は月いくらで、老後はいくらになりそうか。

このあたりを、ひとつずつ調べて整理していきます。この「夢をかなえるお金のこと」カテゴリで、順番に書いていく予定です。

※もともとnoteで書いていた「老後に向けた資産形成の検討記録」というシリーズを、ブログ用に書き直しています。元の連載はこちら:note|老後に向けた資産形成の検討記録(もくじ)